ゴム型製作からワックス取りの現場

原型への湯道の取り付けは、真鍮の湯道をロー付け等で確実に行います。品物の特徴を見極めたうえで最も適切な場所と条件で地金を鋳込むために大切な作業です。

デザインやボリュームに応じて理想的な流量を確保するため、湯道の場所はもちろん太さや長さも重要な要素です。様々に対応できるよう準備しています。

ゴム型作成用の枠は数種類のサイズを用意しています。縦、横、厚みのいずれも品物に対して余裕が必要となりますので、できるだけ無駄のない枠が選ばれます。

生ゴムを枠に詰めていきます。湯道の先端部分にセットされた円錐状のパーツは、後にインジェクターでワックスを注入するガイドの役割を果たします。

生ゴムを詰め終わた枠をホットプレス機にて圧縮し規定の時間加熱します。加熱が終了した時点で硬化は完了しますが、しばらく冷やして切開します。

硬化したシリコンゴムを枠から外し、ゴムを切開します。デザインを頭に浮かべ、後のすべての作業を考慮する必要がある非常に重要な工程です。

ゴム型へワックスを注入し、冷却後にゴム型から取り出します。気泡やパーテーションラインのバリなどを滑らかに整えてワックスが完成します

薄すぎる場合、通常の圧力ではワックスが隅々まで巡らないことがあります。品物の形状によりゴム型を加工する等で応急処置を行いますが、原型から作り直す必要が生じることもあります。

繊細な形状は、ワックスを高圧でゴム型へ注入する必要があるため、バリが生じやすくなり再現性に影響が及ぶことがあります。

ゴム型から取り出したワックスを綺麗に整えます。ワックスに入り込んだ気泡などは鋳造に悪影響があるため検品も欠かせません。

インジェクションワックスをツリー状に立てていきます。埋没工程で石膏を流し込む際の空気の抜け、水の流れ、地金の流れを考慮して作業します。

ゴム型は厳重に保管いたします。定番商品については納期を更に短く効率的に作業するためワックスのストックを常時確保する場合もあります。

専用のご注文書をダウンロードしてご利用ください

ゴム型の単価

完成したゴム型の重さと、シリコンのタイプによって計算いたします
(納品の際にゴム型の重さをプリントアウトしたものを添付します)

シリコンゴムの種類単価(円/g)耐久性収縮率
熱硬化タイプ40
常温硬化タイプ60

※ ゴム型単価(概算)は下の表を参考にしてください
※ 表は左右にスクロールしてご覧いただけます。

リング(小)ペンダント(小)パーツリング(大)ペンダント(大)バングル(小)バングル(大)
熱硬化タイプ2200220022003400320070008400
常温硬化タイプ220033003300510048001050012600

品番指定、品番デザイン管理をお願いします

ゴム型作成を依頼される際は、前もってご希望の品番を指示してください。
(特に指示がない場合は弊社で決めさせていただきます)
ゴム型作成と同時に、ゴム型へ固有の品番を刻みます。
以降のご注文時は、この際に決定した品番でお願いしております。

弊社では全国のお客様から膨大な種類のゴム型をお預かりしております。
間違いや混乱を避けるために、品番以外でご注文を承ることができません。
お客様で万一品番を忘れられることがあると、それ以降のご注文に支障が生じますので、絶対にお忘れにならないようデザインブック等で、デザインと品番を照合できる方法で管理を行ってください。

【例】
KI-01
KSR-001
TW-0001
※アルファベットと数字の組み合わせで合計4~6文字程度
※管理の都合上、品番の途中変更は承っておりません


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